2004年05月05日

懸念はもっともです

2次利用を禁止しているようなコンテンツの RSS を商用サイトに貼り付けた場合、昨今の状況から問題が出てくるのではないかとの心配はもっともです。新しくツールを発表して自身が同罪と言われるとしたらたしかに納得いかないと思います。対応策として宮川さんの記事に「考えられるのは dc:rights や creativecommons モジュールを利用して、フィードのライセンス配布条件の埋め込みですかね。dc:rights はリテラルなので、機械処理可能な形になっていると望ましいかとはおもいます。」と書いておられます。ここまでいちいち対応を考慮していくのは大変ですが、遠からずこういったことは問題になるでしょうから今のうちから手を打っておくにこしたことはないかもしれませんね。
だけどrssの技術の将来性を殺す話ですから正直うっとうしい話です。判例がもっと出ないとだめですかね。
そしてこの話は生命科学や医療の世界の倫理問題とよく似たシチュエーションにみえます。だれにこういったことを決定する権限があるかといってだれにもないことは明らかですから権利の侵害や損害の立証といったことが問題になっていくんでしょうね。

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